ボランティア

ボランティアのボランティア

1地区Hさんからのお便りです

 土曜日夜のNHK総合「タモリ・山中伸弥の!?」は「巨大災害が“日本人”を生んだ!?」がテーマ。私はこの手の「フロンティア」ものが大好きでよく見る。しかしこの番組には「えっ?」と思った。日本人が外国人と比べて「礼儀正しい」「謙虚」「協調的」などの性格があるのは、縄文時代からの地震・噴火などの巨大災害から生き延びるためにD-M55という遺伝子を獲得し受け継いできたからだという(短絡化しています)。実証実験によるとこの遺伝子を持っている人は「友だちが多い」「集団生活をしやすい」などの性格があり、これが「日本人の性格」となっている・・・。こういう説明は一歩間違うと、「日本人」の特別性→優秀性という論理に結び付き非常に危険だ。ノーベル賞の山中教授が慎重ながらもうなずいていたのはうなずけない。

 私はこの種の最近もてはやされる日本論や日本人論、例えば「日本はきれいだ、道にごみ一つ落ちていない」「落とし物をしても戻ってくる」「みんな親切で、道を聞いたら案内をしてくれる」など、耳障りは良いが、いったいどこの国のことだと思うことがしばしばである。ご近所をみてごらん。遊歩道も、つばき公園もゴミだらけ、犬、猫の糞あたりまえ。自治会の合同清掃が始まった頃(10年ちょっと前)、清掃翌日の月曜日午前、つまり24時間後、遊歩道を点検したら新たな22本の吸殻を見つけ愕然とした覚えがある。わざわざ、遊歩道に家庭ごみを捨てに来る輩が何人もいる。ごみボックスがあるときは他地域から車で来て放り投げていった奴もいる。これが現実だ、と言いたい。

 昨日、つばき公園を斜めに横切って帰る途中、コンビニ弁当の空きがらやペットボトル、空缶、吸殻など散乱しているので、見るに見かね腰をさすりながらゴミ袋に集め始めた。すると、ブランコで一緒に遊んでいた5歳くらいから小3くらいまでの男の子4人が飛んできて一緒にごみ集めを始めた。一番大きい子は「ボランティアのボランティアをやるんだ」と言って楽しそう。きっとこの子たちにはD-M55の遺伝子があるに違いない!!


子どもたちがすすんでボランティア! 年初にとてもいい話です!

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