つばき公園のサンゴ樹

つばき公園にサンゴ? サンゴ樹です!

1地区の広瀬さんから、つばき公園のサンゴ樹についてお便りがありました。

昨日、つばき公園で見知らぬおばさんから、「これは何という木ですか」と、エノキの切り株の東隣の地上から数本の枝分かれしている(株立ちと言うらしい)樹木について聞かれました。
知らないと言うと、何となく小ばかにしたような表情をされました(思い込み過ぎか)。くやしい。で、家に帰って調べました。何かの折に環境政策課からいただいたつばき公園の「植栽調書(1992年3月調べ)」に出ていました。「サンゴジュ」。ネットで確認、間違いありません。

この32年前の調書をみると、なんとつばき公園には周囲ぐるりと49本の「ツバキ」が取り囲んでいる。まさにつばき公園である。で、今は10本程度(どなたか正確に数えてください)。つばき公園は滝山団地造成のために区画整理され、遊歩道ができた頃に同時に造られたが(1967年頃?)、当初はツバキが1本もなく、せっかくつばき公園という名なんだから椿を植えてほしいとの地元の要望で市が椿の木を植えたということを亡くなった小林侯夫氏から聞いたことがある。70年代初頭の話のようだ。

ちなみに、この区画整理でつばき公園と同じような規模で造成された公園が前沢・滝山地域で7か所あり、すべて花木の名がついている。滝山北通り沿いに①つばき公園②あやめ公園(滝山1丁目)③すいせん公園(滝山7丁目)、滝山南通り沿いに④さつき公園(前沢5丁目)⑤あじさい公園(滝山3丁目)⑥ひまわり公園(滝山5丁目)⑦すみれ公園(滝山5丁目)。市境の小平市側にも同規模の公園があるが(コーナンドイト駐車場の向かい側)、こちらは大沼公園と味気ない。つばき公園を除いて公園名のついた花がいっぱいという公園はない。前沢四丁目住民の地元愛が感じられるではないか。