航空写真で見る前沢四丁目

1971年4月25日版 

前沢四丁目は1968年末から公団分譲地中心に住宅の建設が始まり(注)、わずか1年半で写真のように100戸前後の住宅が建っている。また、志久道マンション、マンション榎本(つばき公園南東)も建ち、小金井街道沿いに事業所も見受けられる。

(注)前沢四丁目は地域全体が区画整理されたが、住宅公団が買い上げた土地を分譲したのは通歩道沿いと1地区など遊歩道に隣接する一部区域だけであり、その他の区域は旧地主などの私有地だった。別の写真では、1968年区画整理後最も早く建てられた住宅として1地区Wさん、Tさん、5地区Tさん、Nさんの4戸が写っている。

 つばき公園は前沢五丁目のさつき公園、滝山一丁目のあやめ公園などと共に1969年に開設されている。つばき公園の真ん中に4本の立木のようなものが見える。当時を知る人の話では大きな松の林があったという。その他につばき公園にも遊歩道にも大きな樹木は見当たらない。雑木林は1968年頃からのものがそのまま残っている。

 西中(体育館、プール含む)、滝山公園は完成し、すでに使用している。周囲に植えたと思われる樹木はまだ小さく写真では判別できない。滝山団地第2住宅は完成し、前年11月から入居が始まっている。小金井街道滝山東交差点から南の道路拡幅は土地買収が始まった頃と思われる。

2025年8月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : せ